総領事からご挨拶(新年に寄せて)
令和4年1月1日
在留邦人の皆様へ
謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
昨年も、新型コロナウイルス感染症は大きなうねりを伴って私たちを襲い、2年連続で試練の年となりました。実際に感染された方々、ビジネスで多大な影響を受けておられる皆様方に対し、心からお見舞い申し上げます。
オミクロン株の世界的な感染拡大が気掛かりな中、当館としては今後もホームページ等を通じて、日本の水際措置やグアムにおける各種規制に関する情報を迅速に提供して参ります。皆様方におかれましても、感染対策に引き続き御留意いただくようお願いします。
特にこうした状況下で気になるのは、精神的なストレスです。孤独や孤立、それに付随する問題でお悩みの方におかれましては、以下のリンク先にある団体の窓口で日本語によるチャット・SNS相談等を受けることができますので、どうぞ御利用ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/life/info20210707.html
さて、昨年は、幾多の制約はありましたが、東京でオリンピック及びパラリンピックが開催されました。グアムからは5名の選手を含む代表団がオリンピックに参加しました。それぞれ得がたい経験と良き思い出を持ち帰ったようです。こうした実体験は、将来必ず何らかの形で日本とグアムの絆を強化することに役立つと信じます。国や地域の間では、確固とした良好な関係とは双方向のものであり、政治や経済のみならず、文化、スポーツ、草の根交流など幅広い分野にまたがるものです。本年は気持ちも新たに、状況が許す限り交流の場を設けていきたいと思います。
当地での邦人観光再開には今しばらく時間がかかりそうですが、彼我の関係者と不断に情報・意見交換を行い、必要な対応をしていきたいと思います。それ以外にも御要望があれば、真摯に取り組んで参ります。そして、一日も早く当地の経済や生活がコロナ前の水準に戻っていくことを切に願っています。
令和4年1月
在ハガッニャ総領事 小林敏明
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