折紙作家・勝川東氏によるステージ・パフォーマンスとワークショップの開催
令和7年4月25日



今年のグアム・ジャパン・フェスティバル – 春まつりでは、折紙作家・勝川 東氏をお迎えし、観客を魅了するステージ・パフォーマンスと、ブースでの体験型ワークショップを開催しました。紙一枚から広がる無限の創造力を子どもから大人まで多くの方々に体感していただきました。
グアム・ジャパン・フェスティバルでのステージ・パフォーマンス


勝川氏は、伝統的な折鶴から龍への変形をライブで披露。はさみも糊も使わず、一枚の紙だけで織りなされるその変化に、観客は息を呑みました。音楽とともに展開されるパフォーマンスは、折紙の繊細さと力強さ、そして芸術としての可能性を伝えてくれました。
フェスティバル・ブースでの折紙ワークショップ


文化紹介ブースでは、来場者が実際にグアムの象徴「ココバード」の折紙に挑戦しました。勝川氏の直接指導のもと、家族連れや子どもたち、折紙ファンが楽しく紙を折り、日本とグアムの文化の架け橋となる体験を共有しました。
ココキッズ・ロードレースでのデモンストレーション&ワークショップ

4月12日(土曜日)の朝には、ココキッズ・ロードレースのキッズアクティビティテントでも、勝川氏による折紙デモンストレーションとワークショップが行われました。レースに参加した子どもたちやそのご家族がテントに立ち寄り、レースの前後にココバードの折紙を楽しみながら、日本文化にふれる機会となりました。
学校訪問 &スプリングキャンプでのワークショップ


翌日には、地域の教育機関を訪問し、さらに折紙体験を広げました。
- セント・ジョンズ・スクールで高校生たちは、まずココバードの折り方を学び、その後、幾何学的な原理を応用した六角形の折り方にも挑戦しました。折紙を通じて、文化と数学の融合を体験する貴重な授業となりました。
- 続いて訪れたシナハナ村のスプリング・キッズ・キャンプでは、小学生を対象に、基本の折鶴を折るところからスタートし、そこからスキルを発展させてココバードを完成させるプログラムを実施。子どもたちの好奇心と創造力を引き出す、楽しい時間となりました。