シートベルト着用キャンペーンについて
平成23年5月17日
ご承知の通り、グアムでは、昨年1月1日より、アメリカ合州国の水準と同様のシートベルトに関する規則が施行され、後部座席も含め車内にいる全ての同乗者にシートベルトの着用が義務づけられました。また、子供には、年齢や身長によって形の異なるチャイルドシートの使用も義務化されました。
この度、当館が得た情報によれば、5月23日(月)より6月5日(日)の2週間に亘って、「Click It or Ticket Campaign」と呼ばれる、全国的なシートベルト着用キャンペーンが実施される予定です。グアムでは、公共事業省の道路安全室(Department of Public Works- Office of Highway Safety)が中心となって、グアム警察と協力して実施されます。グアム警察は、厳しく取り締まる(ゼロ・トレランス)と述べています。
皆様におかれては、改めてご注意していただき、同乗者に適切な措置をとっていただくようお願いします。
当館は、2010年1月5日付の領事インフォメーションを以て、グアム道路交通法の改正(後部座席のシートベルトの着用義務化)をお知らせしましたが、念のため、下記の通り、改めてご案内します。
(1)新生児~1歳(又は体重20パウンド(約9kg)まで)
後部座席で後方に向けて設置するチャイルドシート(リアフェイシングシート)を使用すること。
(2)1歳~4歳(20パウンド(約9kg)~40パウンド(約18kg))
後部座席で前方を向いて設置するチャイルドシート(フォワードフェイシングシート)を使用すること。
(3)4歳~8歳(又は40パウンド(約18kg))
後部座席で座面のみのチャイルドシート(ブースターシート)を使用すること。
(4)4歳~11歳で身長が4フィート9インチ(約145cm)以下の子供は、ブースターシートを使用すること。
(5)8歳又は身長が4フィート9インチ(約145cm)以上の子供は、後部座席でシートベルトを使用すること。
(6)チャイルドシートの安全検査をDPW(Department of Public Works)の道路安全室が無料で行っています。無料検査の予約は電話646-3229まで。
3.その他、例外として以下のような規則があります。
(1)ピックアップトラックの荷台に乗る同乗者の条件
○テールゲート(後尾扉)があり、安全が確保されていること。
○12歳以上であること。
○常に床に座っている事、テールゲートに寄りかからないこと。
○荷台に載るのは5人以内。
(2)健康上シートベルトが使用できない人
医師からの証明書を携帯すること。
(3)緊急車両の同乗者。
4.罰金について
(1)1回目の違反の場合:~$100
(2)前回の違反から1年以内に再び違反した場合:~$200
(3)トラックの荷台に同乗者を乗せていてスピード違反で捕まった場合:スピード違反の罰金+荷台の同乗者人数×$100
皆様のシートベルトの着用とお子様への適切なチャイルドシートの使用は、万が一の際の皆様の安全を確保するものです。今後とも、安全運転に努めていただきますようお願いします。
在ハガッニャ日本国総領事館
電話:671-646-1290
メール:infocgj@ite.net