サイパン駐在官事務所からのお知らせ
平成23年11月1日
地理的にも日本から近い北マリアナ諸島は、身近なリゾート地として多くの観光客が訪れますが、近頃、観光客を狙った車上荒らし・置き引きなど窃盗事件等がたびたび発生しています。
最近では、ゴルフ場でカートに置いた貴重品入りのバッグが盗まれる、又、レンタカーで観光スポットに行き、車から離れたすきに車中の貴重品を盗まれる等の事件が多発しています。これらの犯罪の被害者にならないために次のことに注意して下さい。
1.携行品は最小限にし、旅券は必要がない限りホテル等に保管し持ち歩かない
(旅券の再発行には数日が必要となります。また、「帰国のための渡航書」の発行も厳格な審査が求められていますので旅行期間中に発行できず、旅行日程の変更等が必要になる事もあります。旅券の管理には十分注意してください)。
2.現金は必要以上持ち歩かない。
3.レンタカー等を利用の際は、目に見える車内には何も残さない。
犯人達は車内のどこに貴重品を置くか観察しています。窓ガラスを割られトランク内から
鞄を盗まれる事件も発生しています。また、たとえ無価値なものであっても、犯人にはど
ういう物かわかりません。車内には何も残さないことが肝心です。
4.マリアナ観光局はバンザイクリフ、バードアイランド、グロット、ラウラウビーチ、
オブジャンビーチ他に時間帯によって警備員を配置しているので、警備員がいる場合は極力警備員から見える範囲に駐車する。
5.万が一、被害に遭った場合は、抵抗したり捕まえようとする等、相手を刺激しない。
事故・事件に巻き込まれないよう、まずは皆様がご自分で気をつける事が大切です。
北マリアナでの皆様の旅行が安全で楽しいものになることを望んでいます。