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(2)インフルエンザ感染予防対策

 

 

 東南アジアから中央アジア、欧州などの広い地域において高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)等の発生が断続的に確認されており、このH5N1型鳥インフルエンザが変異して、今までヒトの間では感染が起こっていない新しい新種のウイルスが出現し、新型インフルエンザの流行が起こることが懸念されています。
  新型インフルエンザ出現の一つの要因として、ヒトが通常のインフルエンザと鳥インフルエンザに同時に感染することにより、感染者の体内でそれぞれのウイルスの遺伝子の再集合が起き、新たなウイルスが出現する可能性が考えられています。毎年冬季になると、世界各地でインフルエンザの流行が見られますので、下記の点に留意し、通常のインフルエンザにも感染しないよう十分に気をつけることが大切です。

 

1.マスクの着用
  インフルエンザは、罹患している人の咳やくしゃみなどの飛沫とともに放出されるウイルスを吸入することによって感染します。特に空気が乾燥すると、乾燥により喉の粘膜などのウイルスに対する防御機能が低下するため、感染しやすくなりますので、インフルエンザに感染するおそれのある外出時にはマスクの着用をお勧めします。
  また、インフルエンザに感染して咳などの症状がある場合、周囲の人への感染防止のためにもマスクを着用して下さい。

 

2.手洗い・うがいの励行
  うがいや手洗いは風邪予防のためにもお勧めします。

 

3.健康管理
  高齢者や慢性疾患を持っている人、疲労気味、睡眠不足などの人は重症化する可能性があります。日頃からバランスよく栄養をとり、体調管理に努めて下さい。

 

4.予防接種
  インフルエンザの予防には予防接種が有効とされています。予防接種を受けることで体内に抗体をつくり、インフルエンザにかかりにくく、またはかかっても重くならないようにします。特に高齢者の方には予防接種をお勧めします。
  なお、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページでは、「インフルエンザQ&A」をはじめとするインフルエンザの基礎的な知識、予防方法等各種関連情報を掲載していますので、同ホームページ(アドレス:http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html)も参照して下さい。

 また、下記の各ホームページでは鳥インフルエンザ関連情報を掲載しておりますので、そちらもあわせてご覧下さい。

 

(問い合わせ先)

○外務省領事局政策課(医療情報)

    電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850

○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)

    電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省 海外安全ホームページ:

    http://www.mofa.go.jp/anzen/

○鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)

    http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1f.html

○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)

    http://www.forth.go.jp/

○高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)

    http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html

○鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)

    http://www.maff.go.jp/tori/index.html

○Avian influenza(世界保健機関(WHO))

    http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/

 

 
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